書籍一覧 新刊
小島まち子
『懸け橋 ―桜と花水木から日米友好は始まった』
小島氏は暮らしたニューポートニューズ市やその周辺に大切に残されている桜並木や歴史的なメモリアルを通して、日米の「懸け橋」になった人物たちに強い関心を抱いていく。そして両国の友好を純粋に願い、「懸け橋」になった人物たちに光を当てて、小島氏から見たその「懸け橋」の歴史を書き記そうと試みている。(鈴木比佐雄・解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
解説:鈴木比佐雄 |
四六判/192頁/上製本 ISBN978-4-86435-529-2 C0095 |
定価:1,980円(税込) |
発売:2022年9月29日
目次
Ⅰ 花水木と桜
1 満開の花水木と桜の町
2 万延元年遣米使節団の「かしこいトミー」
3 日米の懸け橋になったエリザ・シドモア女史と桜
Ⅱ 東海岸の歴史と子供たち
1 ジェームズタウン、ウィリアムズバーグ、ヨークタウンの歴史的三角地帯にて
⑴ ポウハタン連邦―攻防と存続の足跡
⑵ ジェームズタウン・開拓者とネイティブ・アメリカン娘の結婚
⑶ 英国植民地第二の都ウィリアムズバーグ・石畳の歩道
⑷ 煙草の葉を積み出し賑わった港町・ヨークタウン
2 奴隷解放の樫の木
3 大統領たちの街、ワシントンD.C.
4 バージニアで育った娘と息子
Ⅲ 平和への懸け橋
1 私たちはアジアの隣人
2 東日本大震災がつなぐもの テイラー・アンダーソンの夢
3 青い空と地上の惨劇 ―九・一一からの二十年
4 満開の桜の下で戦争を嘆く
解説 鈴木比佐雄
あとがき